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「Switchbot温湿度計」で室温を±1度くらいに保ってみた話(エアコンを制御)

 last update 2024年2月14日

エアコンって意外と室温の変動が大きくて、1~2度単位で細かく制御してるつもりでも冷えすぎ・暑すぎになりがちなワケですが、今回は「Switchbot 温湿度計」+「Switchbot ハブミニ」を組み合わせて、もっときめ細かく室温をコントロールできないか、を実際に試してみました。

エアコンの温度設定はちょっとおせっかい

我が家では、LDK と寝室には高機能なエアコンを入れたものの、書斎などにはワザと低機能・安価な機種を設置しました。

理由は、IoT で細かく室温を制御するつもりだったから。

書斎の低機能エアコンを買った際には、最低限必要な機能として、室温が設定温度以下になったら自動停止・自動再開できる機能があるだけは確認したつもりでしたが、残念ながら、それでも若干足元が冷えすぎる傾向があり、サーキュレーターを導入しても微妙に居心地が理想に届かない。

結局のところ、再熱除湿が使えないエアコンは湿度のコントロールが弱いので、体感温度ベースで勝手にリモコン設定とは違う温度・湿度にされちゃって、蒸す or 寒いのどちらかになる事が多い気がするんですよね。

ってことで最近は、温度センサーを自分好みの場所に置いて、センサーの場所を基準に室温・湿度の両方をバッチリ自分好みにして、ギリギリの暑くない温度にするのが居心地がいいんじゃ?という結論になりつつあって。

メーカーも色々とセンサーを工夫してはいるものの、壁付けのエアコン1台だけで快適な環境を作るってのは、なかなか難しいか高くつく気がして仕方ない。

だから、エアコンは自力で理想の制御をしてみよう、となったわけです。

Switchbotのシーン(自動)で細かく温度を調整する

ということで今回は、赤外線機器をスマートホーム化できる「Switchbot ハブミニ」と、スマート温湿度計「Switchbot 温湿度計」を組み合わせて、

  • 室温が28度以上で冷房を付ける
  • 室温が27度以下で冷房を消す

という、かなり狭い室温(1℃幅!)を狙った制御を組んでみました。

IFTTT を介する他社製品では温度の検知間隔が最大15分(場合によっては2時間)と長く、僕が理想とする細かな室温のコントロールは諦めていたのですが、「Switchbot ハブミニ」と「Switchbot 温湿度計」はなんとなーく、温度の検知速度が早そうな気がしていた、というのが Switchbot を選定した理由。

設定自体はカンタンで、「Switchbot」アプリから先の制御をする「シーン」を組むだけ。

で、実際に組んだ「シーン」は以下の2つ。

温度が28度以上になったらエアコンを27度の冷房にして、

27度以下になったらエアコンを消す、というアクションを自動で行います。

プラスマイナス1.2度に室温をコントロール!

で、その結果はこんな感じ。1日を通して平均室温27.6度、プラスマイナス1.2度くらいにコントロールできました。意外と ON/OFF の回数が少なくてびっくり。

気温やエアコンのパワー、家の断熱・換気性能などにも依りますが、我が家の場合、概ね、設定温度から1度以上ズレることはない、という感じの結果になりました。

日中は扉を開け閉めする機会が多い部屋にもかかわらず、室温をかなり細かくコントロールできているのが分かります。

また、夜間は室温の変化が少なく、無用な制御が入っていないことも見て取れます。

このような「シーン」設定で室温を一定にする場合、エアコンなしで1日中室温が27度以上あることが前提にはなりますが(※この日は一日中暑かった日でした)、シーンの組み方次第では、寒くなったら暖房にする、なんてこともできるかもしれません。

とりあえず、この設定のお陰で足元が冷えすぎなくなったので、それだけでもかなり助かっています。

次は静かな除湿器を探したい

さて、こうなってくると、安いエアコンの除湿機能はアテにならないので超静音な除湿機が欲しくなってくるわけですが、それはまた、次の課題ということで。

コンプレッサーを使わずに省電力で強力に除湿できる仕組みがあるといいんですけどね。

うちのHMは全館空調と熱交換換気システムが標準仕様だったのですが、ダクトなどのカビを嫌って外したので、各部屋で調湿しないといけないのはちょっと面倒。。。

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