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PCケース「Fractal Define 7」のフロントパネルのUSB-C端子を使えるようにしたけど色々失敗した話

 last update 2023年1月16日

2年前に買った PC ケース「Fractal Define 7」のフロントパネルの USB-C 端子を使えるようにしたのでメモ。

毎年恒例ながら年末は予算消化に忙しく、買うだけ買って放置しているガジェットが多数あるわけですが、そのうちのひとつが「Define 7」のフロントパネルの USB-C 端子だった、というわけ。

この PC のマザーボードのバックパネルには USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2x1)対応の USB-C ポートがありはするものの、「やっぱりフロントパネルの USB-C も使いたい」ということで何とかしてみる。

まずは、PC ケース「Define 7」から生えているはずの内部 USB ケーブルを探すも、なかなか見つからず、

背面カバーを外したら。。。あった!あー、そういえば内部 USB 端子が「USB Type-E(Key A)」で、調べるのが面倒だから放置していたことを思い出しました。

で、このマザー「TUF GAMING X570-PLUS」ですが、

基盤上のどこをどう探しても、

「Key-A」ヘッダーがないので、

深く考えずに増設用ボードを買ってみました。

本音をいえば Thunderbolt 4(USB 4)にアップグレードしたいところではあるけれども、2020年に組んだ Zen 2 世代の AMD 機ということで無理。

あと、「Define 7」のフロントパネルは USB 10Gbps(USB 3.1 Gen2)までしか対応していないので、仕方なく「USB 10Gbps」の増設カードを選択。

心に余裕があれば USB 20Gbps(USB 3.2 Gen 2x2)にトライしても良かったのだけれども、「Define 7」との組み合わせで使えた事例が見あたらなかった上、10Gbps 超えの USB はケーブル適合性を舐めてはいけないので、ここは冒険してはいけないところ。

ということでペペっとボードを挿して完了。と思ったらこのカード、PCI Express x2 用やんか。。。x1 スロットじゃレーン数不足だし、そもそも物理的な幅も足らない。。。

しゃあないので、空いてる PCI Express x16 スロットに挿すことに。グラボ1枚構成だからまぁええわ。(とほほ)

しかも、Key-A ヘッダが下向きなせいで、これじゃあ下のスロットが使えない。将来的にはアングルコネクタを入れたくなりそうだ。

つか、PCIe 1x スロットとかもう時代遅れなのね。

そんなこんなで、無事、フロントパネルの USB-C 端子が使えるようにはなりました。

が、1つしか空きがなかった PCIe x16 を消費するくらいだったら、「USB 20Gbps(USB 3.2 Gen2x2)」対応のボードを試してみてもよかった気が。

マザーボード自体は PCIe 4.0 対応なのに、USB 拡張カードの需要が PCIe 3.0 中心だからか、レーン数が1つで同等機能のカードが無かったのよね。

ということで、USB 拡張ボードを買う際は、PCI Express のレーン数にも気を付けましょう、という失敗談でした。(いや、別に失敗でもなくて、安全策の範囲では他に選択肢はなかった気もするが)

いちおう自作 PC 使いではあるものの、最近、あまり弄らないからか勘が鈍くなってきてるので、良くないなぁ。

しかしこんな理由でマザー交換したくなるとは。。。

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