「Android用Windowsサブシステムを起動できません」エラーが出たので対処した話

 last update 2023年3月9日

先日、Windows で Android アプリを起動時、こんなエラーが出てきて対処したのでメモ。

Android用Windowsサブシステムを起動できません。

BIOS で仮想化が有効になっており、PCの仮想マシンプラットフォームが有効になっていることを確認してください。詳細については、サポートにアクセスする にアクセスしてください。

Windows で Android アプリを実行するには、前提として PC がハードウェア仮想化に対応しており、かつ、UEFI・BIOS でハードウェア仮想化(Intel VT / AMD-V / SVM)が有効になっている必要があります。

これについては、アプリ「LeoMoon CPU-V」で簡単に確認できます。

アプリのダウンロードはこちらから。

ハードウェア仮想化が有効化されていれば、緑の大きなチェックマークが2つ表示されるはず。

緑のチェックマークが2つ表示された場合は、「コントロールパネル」→「Windows の機能の有効化または無効化」から、

「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れて「OK」を押します。

PC を再起動後、Android アプリを起動してみると、今度はエラーが出ずに。。。

はい。Windows で Android アプリが開きました。

ちなみに「Android 用 Windows サブシステム(Windows Subsystem for Android・WSA)」を使うだけなら、Hyper-V を有効化する必要はありません。

お目当てのアプリさえあれば、けっこう快適に使える WSA。2023年1月現在の最新版は Android 13 版となっており、内部仕様も意外と陳腐化しなさそうな予感がします。

ただ、近年、Android / iOS アプリはあっても PC 版アプリが無くて困るケースは少なくありませんので、対応アプリの拡充が待たれるところです。

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