「Android用Windowsサブシステムを起動できません」エラーが出たので対処した話
先日、Windows で Android アプリを起動時、こんなエラーが出てきて対処したのでメモ。
Android用Windowsサブシステムを起動できません。
BIOS で仮想化が有効になっており、PCの仮想マシンプラットフォームが有効になっていることを確認してください。詳細については、サポートにアクセスする にアクセスしてください。
Windows で Android アプリを実行するには、前提として PC がハードウェア仮想化に対応しており、かつ、UEFI・BIOS でハードウェア仮想化(Intel VT / AMD-V / SVM)が有効になっている必要があります。
これについては、アプリ「LeoMoon CPU-V」で簡単に確認できます。
アプリのダウンロードはこちらから。
ハードウェア仮想化が有効化されていれば、緑の大きなチェックマークが2つ表示されるはず。
緑のチェックマークが2つ表示された場合は、「コントロールパネル」→「Windows の機能の有効化または無効化」から、
「仮想マシン プラットフォーム」にチェックを入れて「OK」を押します。
PC を再起動後、Android アプリを起動してみると、今度はエラーが出ずに。。。
はい。Windows で Android アプリが開きました。
ちなみに「Android 用 Windows サブシステム(Windows Subsystem for Android・WSA)」を使うだけなら、Hyper-V を有効化する必要はありません。
お目当てのアプリさえあれば、けっこう快適に使える WSA。2023年1月現在の最新版は Android 13 版となっており、内部仕様も意外と陳腐化しなさそうな予感がします。
ただ、近年、Android / iOS アプリはあっても PC 版アプリが無くて困るケースは少なくありませんので、対応アプリの拡充が待たれるところです。