Starlinkが最大40%の大幅値下げ。月額6,600円～（2023年1月）

イーロン・マスク率いる SpaceX が手掛ける衛星インターネットサービス「Starlink」が、月額利用料を大幅に引き下げました。

値下げ後の料金とプランは以下のとおり。

• レジデンシャル：6,600円（旧11,100円）
• RV：9,900円（旧13,700円）

「レジデンシャル」プランは固定住居向け、「RV」は外出先でも使えるプランとなっています。

また、期間限定ではあるものの、初期費用として必要になる衛星アンテナのハードウェア価格が半額の 36,500円（通常73,000円）となるキャンペーンも開始。

「Starlink」は3,000機以上の人工衛星を低軌道に打ち上げることで、衛星インターネットとしてはかなり優秀な 30ms の低遅延を実現したサービス。

現在（2023年1月13日）のところ、実効速度は100～200Mbps と報告されるケースが多い Starlink ですが、通信速度は加入者数や利用状況によって変動する可能性はあります。

「Starlink」の現在のカバレッジエリアは、本州・四国・九州・北海道、および一部の離島。

衛星をハイペースで打ち上げ続けており、沖縄、およびその他の離島でも2023年中のサービス開始が予定されています。

「Starlink」は、回線事情が悪い山間部や島嶼でのインターネットアクセス手段として使えるだけでなく、有事の際には、ポータブル電源などとの組み合わせでバックアップ回線としても役立ちます。

世界で100万契約を越えたされる「Starlink」ですが、今回の値下げで我が国でも加入者が増えるかもしれません。