GoPro.comで買ったリモコン「The Remote」をRMA(交換)してもらった話(UPSで集荷・発送)

 last update 2023年5月8日

昨年秋、GoPro HERO 11 と専用リモコン「The Remote」を GoPro.com で購入しましたが、2023年に入ってから「The Remote」が突然死。電源も入らない&充電もできない状態に。

「The Remote」がサブスクの保証対象かは不明ながらも、とりあえず、まぁ、購入後数ヶ月だからサブスクとは無関係で保証期間内だろう、ということで、初めて GoPro.com のサポートに RMA(交換)対応して頂きました。

その際、色々と注意点があったので、軽くシェアしておきます。

GoPro.comのサポート問い合わせ先はどこ?

国内正規代理店であるタジマモーターコーポレーション経由の商品であれば、購入した店舗や同梱の連絡先にサポートを依頼すればOKですが、GoPro.com から直接購入した商品のサポートは、今回は以下の「お問い合わせ」を利用しました。

電話ならコールバック。チャットの場合はそのままサポートを受けられます。

日本語の電話サポートがオススメ。自信がある方なら英語チャットでも可

以前、電話サポートを利用した際、お世辞にも日本語が得意とは言えない方に当ってしまい、意思疎通に若干の問題があったため(多くの方は満足されているようですが)、今回は、端から英語のチャットサポートを選択。

ただ、これがなかなかイケておらず、サブスク契約確認のメール認証でエラーは出るわ、製品写真のファイル転送でも、代替品の送付先住所の入力でもエラー(Sorry, we could not retrieve this address)が出るわ、と使いものにならず。

都度、チャットでフォローしてはもらえたものの、結局、どのエラーも解決せず、全ての情報をチャットで直接やり取りするハメに。

特に、製品写真ファイルは、転送エラー後、自前でオンラインストレージにアップして、その URL をチャット欄に貼って、と回避策を案内されたのですが、(オンラインストレージの)firestorage のリダイレクト仕様との相性のせいか GoPro 側からダウンロードできなかったり等、都度、手戻りを喰らって煩わしいったらない。かなりダメ。

すんなり行けば問題ないのでしょうが、こうもエラーだらけだとさすがに英語の瞬発筋が試されますので、苦手な方は日本語の電話サポートを選んだ方が無難かもしれません。

不具合確認はスムーズ

さて、サポートに「The Remote」の「電源が入らない」と症状を伝えると、「故障する直前に何をしていたか」と聞かれ、「充電をしていた」と答えたところ、即、ハードの不具合と診断されました。

診断から RMA までの流れはとてもスムーズ。

返送業者は「UPS」。送り状・インボイスは名前を要確認

その後、GoPro からすぐに、RMA の手順と必要な書類が添付されたメールが送られてきたわけですが、ここからも罠だらけ。

  • 発送業者は UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)限定
  • 送り先がシンガポール
  • 日本からシンガポールへ UPS で発送する具体的な手順が詳しく書かれていない
  • 送り状や Commercial Invoice の荷主欄が抜けている(英語で入力したのに文字化け?)

という感じ。

とりあえず、結論から書くと(2023年1月現在)、GoPro 社内で使われる「RMA Form」は1枚だけ印刷して、箱の中へ。

送り状は A4 で2枚。通関時に必要となる「Commercial Invoice」も A4 で2枚印刷。

今回は荷姿が小さいため、念のため A5 の送り状も1枚追加で用意。

その後、UPS のサイトから集荷を依頼。

しかし、ここでも「入力した市区町村、州/都道府県、および郵便番号の組み合わせに誤りがあります。」エラーが。

このエラーは、UPS のサイトでユーザー登録 → 住所登録 → 登録済み住所から選択することでクリア。(自信が無い方は電話窓口に集荷依頼をかけた方が良いかも)

後日、UPS の制服を着た担当者が集荷に来ました。(UPS の営業所がないエリアでは、委託業者が来るとか)

「Commercial Invoice」用のパウチまで貼付して梱包しておいたのですが、UPS の担当からは、「内容物を確認するので、封をしないで欲しい」との指摘があったのと、

「航空便でリチウムイオンバッテリーを発送するのに必要な表示がない」との指摘が。購入時の箱は廃棄してしまったので、このようなカードを貼付。自宅の連絡先も明記しました。

また、「せっかく梱包してもらったけど、こちらで袋に詰め替えるかも」「荷姿が小さいので A5 の送り状もください」とのことでした。

結果、何が正解だったのかイマイチ良く分からない感じではあるものの、今回は「PREPAID(料金前払い)」の「UPS SAVER」での発送、ということで、なんとなく、料金の制約などなど、排するべき万難があり、色々と良くしていただけた予感。

さらには、ちょうど中華圏の春節と重なっていたため配達が遅れる、との話もあり、「ありとあらゆる地雷は全部踏み抜いてゆく」いかにも僕らしい流れとなりましたとさ。

春節でも1週間強で交換品が到着

ということで、春節にも関わらず、ものの1週間強くらいで新品が到着。

交換後、再ペアリング等も済ませ、特に問題なく利用できました。

地雷を踏み抜かない一般の皆様であれば、UPS での発送方法だけ分かれば「GoPro のサブスク、なかなか良いじゃない」という感想になりそうな。

とりあえず、GoPro の中の方に置かれましては、日本向けの RMA メールには、必要なインボイス・送り状の枚数と印刷サイズくらいは書いておいていただけると、かなり印象が変わるかな、と。

大人しくタジママーターコーポレーション経由で国内品を買っておけば、こういう苦労は無いのかもですが。

Hatena Pocket Line

コメントを記入