Anker、モバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」を自主回収。海外で発火事象

 last update 2023年2月8日

アンカー・ジャパンは2023年2月7日、同社のモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」について、自主回収を実施すると発表しました。

「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」は、同社が2022年11月17日に販売開始した製品。

同社によると、2023年1月、Anker グループ本社より国外での発火事象が数件報告され、グローバルでの販売を停止。その後の原因調査で、製造工程の不備が発覚し、今回の自主回収に至ったとのこと。

アンカー・ジャパンが発表した「製造上の不備」の詳細は以下のとおり。

製造過程において、温度検知をするための部品 (NTC サーミスタ) の接着剤が完全に硬化しきる前に本体の組み立てを行ってしまったため、電池セルと外装ケースの間に NTC サーミスタが挟まれてしまい、固定位置のずれが起こりえる状況が発生。他の弊社製品と異なり、NTC サーミスタの配置が背面のため、適切な位置からのずれが起こりやすく、目視での網羅的な検品が不十分であった一部個体において、内部短絡が起こりえる状態で出荷がなされた。

※ 2023年2月7日付 アンカー・ジャパン 報道向けリリースより

同製品固有の設計、製造上の不備による事象のため、同社の他製品での再現性は無いとのこと。また、日本国内での発火事象は発生していないとのことです。

対象製品の回収受付は、以下、特設窓口にて始まっています。

<オンライン受付(24時間)>

<電話受付>

  • 0120-567-845(フリーダイヤル / 平日 9:00-17:00)

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