【GA4 API】dateHourフィルターで概ね24時間以上前のデータしか取れなくなってる話

 last update 2024年1月18日

こんにちは。まだ当分バタバタしていそうな管理人です。

またしても情報需要のなさそうな話ですが、Google Analytics Data API(GA4・無料版)で恐らくは 2024年1月16日ごろから、dimensionFilterdateHour、つまり時間単位のデータを取得できる日時の範囲が少し狭くなっている様子なので、触れておきます。

1月15日~14日以前は、早ければ4~5時間前より昔のデータであれば一部ではあるものの取得できた記憶があります。しかし、恐らくは16日ごろから、少なくとも24~26時間以上経っている日付以前のデータしか取れなくなったようです。

症状が発生し始めてから日が浅いので、時間の幅についてはあまり信じられても困るところではありますが、具体例を挙げると、例えば、この記事を書いているのは1月18日の午前1時ですが、この時点では1月16日の23時台以前のデータしか取得できない格好。17日の0時台のデータは取得できません。

16日に X(旧 Twitter)で検索したところ、少なくとも日本語・英語圏ではこの仕様変更だか不具合だかについて触れているポストはなさそう。もっとも、ここまでギリギリを攻める使い方は普通は本番系ではしないのでしょうが。

あと、まぁ、新鮮なデータが必要なら runRealtimeReport を使えよ。それでも不満があるなら GA360 使えよ、ということなのかもしれません。

何を書いているのか分からない、という方にもう少しだけ説明すると、こちらの記事の操作をするにあたって、取得可能な時間帯の制約がキツくなる、という内容になります。

この記事でも紹介しているとおり、当サイトの「注目の記事ランキング」は GA4 の API から取得したデータをベースに独自ロジックで算出しているのですが、実は、かなり若いデータをこの方法で取得していたんですね。

ところが極端に若いデータは総数のごくごく一部しか取得できないため、いつも昼過ぎくらいになるとアクセスがほぼ無い午前3時前後のデータの、そのまたごくごく一部を元に算出するのでランキングが欠ける、という症状が出ていたわけです。

とりあえず、24時間以上前のデータを取得するように暫定対処はしたのでランキングは欠けづらくはなっているはずですが、やっぱりギリギリを攻めている関係上、GA4(無料版)側のご機嫌しだいでは、またしても欠けるケースはあるやも。

なんにせよ、ランキングのリアルタイム性を取り戻すには、また工夫が必要になってしまいましたな。

しかしまぁ、なんでどうしてこんなに毎日何かしら問題が起こるもんですかね。

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