Adobe、Android 4.1ブラウザでのFlash非対応を正式発表

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米国時間28日、米 Adobe Systems は公式ブログで Android 4.1 ブラウザ向けの Flash Player をサポートしない、と正式発表した。

Adobe は昨年11月にもモバイルブラウザ向け Flash Player の開発中止を宣言しており、今回は Google の新 OS である Android 4.1 の発表に合わせこれを再発表した形だ。

これにより、モバイルブラウザでの Flash 正式対応は Android 4.0 が最後と再確認された。

発表では Flash Player for Android の今後の入手にも触れており、それによると Android のバージョンを問わず、2012年8月15日以降は  Google Play Store から Flash Player が新規インストールできなくなる。

ただし、既にインストールされている Flash Player については Google Play からのアップデートが提供される。

今後も Flash Player for Android を利用したい場合は、8月15日より前に Android 4.0 以前の対応デバイスで、Google Play Store から Flash Player をインストールするのが最も手軽との事。

また、新規インストールが必要な開発者は、下記アーカイブサイトから Flash Player for Android の公式インストーラ入手も可能。

ただし、このインストーラからインストールした場合は Google Play 経由でのアップデートは提供されない。

なお、Adobe は、モバイルブラウザ版 Flash Player の動向とは別に、モバイル向け Adobe AIR には引き続き注力する方針のようだ。

※筆者注:

Adobeのモバイルブラウザ向けFlashサポート終了は、Androidの特徴とも言えるFlashがなくなる、という事でネガティブに捉えられがちですが、Adobeはもう少し大きい事を考えて今回の選択をしていると感じています。

というのは、スマホ、タブレットでAdobeのコードが再生される。という事を考えた時、ブラウザの外に活路を見出す、というのはごく自然だし、あとは、Adobe AIRが面白い立ち位置を狙えるポジションにいるという事で、そのあたりの野心もあるからだと思うんですが、日本ではその意図はあまり報道されていないように思います。

もっとも、Adobe の戦略が開発者を巻き込みつつうまく花咲くのかどうかは分かりませんけどね。

ソース:An Update on Flash Player and Android « Adobe AIR and Adobe Flash Player Team Blog

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