The Moneytizer、収益の銀行振込の送金手数料を有料化。2024年5月より

 last update 2024年4月22日

Web サイト収益化サービスの The Moneytizer は2024年5月以降受け取り分の広告収益について、銀行振込での送金手数料を The Moneytizer 側で負担しない方針であると明らかにしました。

銀行振り込みでの国際送金手数料は状況により変わりますが、目安として数十ユーロ程度の負担になると同社では案内。送金手数料を抑えるため、収益受け取り方法を PayPal へ切り替えるよう呼びかけています。

The Moneytizer の支払い方法変更はダッシュボードから可能。2024年4月末までに手続きすれば原則5月受け取り分から PayPal へ切り替えできます。

PayPal から銀行口座への出金手数料を嫌って引き続き銀行振込を利用する場合ですが、少なくとも2023年末時点では The Moneytizer の収益はフランスのBNPパリバ銀行からの国際送金だったと記憶していますので、SEPA(単一ユーロ決済圏)圏内に銀行口座をお持ちであれば、収益額次第にはなるものの銀行振込のままの方が送金手数料の負担を抑えられるケースも出てきそうです。(SEPA 圏内は法規制により国内送金扱いの手数料となるので)

ただしこのあたりは実際にやってみないと分からない、というのが正直なところですので、自己責任でお願います。(基本は PayPal へ切り替えるのが無難と思われます)

昨年秋、PayPal での収益受け取りに支障が発生し銀行振込での収益受け取りが推奨されて以来、高額な国際送金手数料をどこで吸収しているのかと心配していましたが、同社の負担はやはり重かったようです。

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