Poptopによる VPN メンテナンス経路の確保
第2回 インストール前の準備

Linux-eden >> 第2回 インストール前の準備

 

  • Poptopのインストール概要

     今回は、Windows 2000以降のモバイルから、PPTPサーバーをセットアップしたLinuxにVPN接続し、ローカルネットワークに接続する。という形態を想定してセットアップしたいと思います。
     今回は、Redhat8.0 で動作の確認をしていますが、基本的には、Kernel 2.4 以上をお使いの方であれば、ほとんどの大きな違いはないと思います。

     インストールに際しては、MSCHAP-V2 への対応の関係上、カーネル・PPPD の両方にパッチを当てる必要があります。
     したがって、少なくとも、カーネルの再構築が出来る方を対象として本文を書かせて頂きます。

     PoPToP のインストール方法ですが、ケースによってはRPMが用意されており、それを利用する手もあるのですが、用途に合わせてさまざまなパッチを当てる可能性を考慮したいですし、カーネルに独自パッチを当てていたりするケースにも対応したいので、ソースから make する手順をご紹介します。
     

  • 必要なファイルなど

     まず、インストールに必要なファイルを用意します。
     以下のURLより、以下のファイルをダウンロードしておいてください。

    1. Poptop のソース「pptpd-1.1.3」

      http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=44827

      よりDL可能。
      2003-01-13 現在、「pptpd-1.1.3-20021009.tar.gz」が最新のため、これを使っています。

    2. Kernelパッチ「kernelmod-0.6.tar.gz」

      http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=44827

      より、同じくDL可能。


    3. pppdのソース「ppp-2.4.1.tar.gz」

      http://www.advancevpn.com/cgi-bin/content?lang=1&cid=LIBRARY&hid=15


    4. mppe 対応パッチ「ppp-2.4.1-openssl-0.9.6-mppe-patch.gz」

      http://www.advancevpn.com/cgi-bin/content?lang=1&cid=LIBRARY&hid=15

      pppd にあてるパッチです。



     ダウンロードが終わりましたら、/usr/src ディレクトリにでも入れておいてください。
     次のページからは、インストール作業に入りたいと思います。


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